第9回 総合診療医育成フォーラム

報告

 2026年2月14日、第9回 総合診療医育成フォーラムが開催され、総勢62名(医師29名、学生26名、薬剤師2名、行政4名、その他1名)の参加がありました。多職種・多世代が集う大変意義深い会となりました。本フォーラムでは、総合診療の魅力や、地域に根ざした医療のあり方について、さまざまな視点から活発な議論が行われました。

 花田教授のご講演は、「大学と地域をつなぐ総合診療の役割」に焦点が当てられ、大学教育が地域医療にどのように貢献できるか、そして地域側が大学とどのように連携していくべきかについて、具体的かつ示唆に富む内容でした。今後の総合診療医センターのあり方についても注目を集めました。

 荻野先生のご講演では、「選択の答えを自分自身の心の中に見出す」というメッセージが参加者に強く響きました。進路選択に迷う若手医師や学生にとって、この言葉は大きな励みとなり、医師としてどのように生きたいかを自らに問い直すきっかけを与える深い示唆に富む内容でした。

 昨年に引き続き、Meet the Expert セッションも大盛況でした。
このセッションでは、参加者が少人数に分かれ、第一線で活躍する総合診療医や教育者と直接対話する機会が設けられました。質問・相談・キャリアの悩みなどが次々に飛び交い、予定時間を超える勢いで活発な議論が展開されました。

  • 高校生からベテラン医師まで、世代を超えた交流が実現
  • 立場や経験を問わず自由に意見を交わせる雰囲気
  • 総合診療のリアルな魅力と課題を、直接話すことで深く共有できた

 このセッションにより、専門家と若手が相互に刺激を受け、総合診療というフィールドの広がりが実感できる時間となりました。

 本フォーラムを通じて、総合診療を志す若手への強いメッセージと、地域医療を支える仕組みづくりに向けた新たな気づきが得られました。参加者の多様な背景が相互に作用し、総合診療の未来を考える貴重な機会となりました。

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