2025年3月22日、本年度の総合診療医育成フォーラムが開催されました。今回は37名の方にご参加を頂き、大変盛り上がりました。
安齋遥先生の講演では、大間病院での幅広い診療内容と総合診療専門医取得までのご苦労を紹介いただきました。「総合診療は医師だけでは完結できない唯一の科」という言葉が心に残りました。日々の診療だけでなく、日々の生活、プライベートも大切にするからこそ、患者に対して深みのある本気のサポートができるのだと改めて実感しました。安齋先生は他院の専門医からの相談を、「一番対応しがいがある」と表現されていました。患者の治療やケアに必要な医学知識や技術を地元の医療スタッフと協力して学び、向上させること(いわゆるカメレオン医として振舞うこと)というのは、簡単なことではなかったはずです。安齋先生は4月から福島に異動されますが、言葉では表現できない多くの財産を青森県に残してくれました。本当に有難うございました。
仲井盛先生の講演では、総合(内科)医になった経緯や、都市部と地方の総合診療の違い、総合診療医育成の展望をお話しいただきました。仲井先生はご自身の専門だけでなく、幅広い診療に尽力され、医療機関の強みだけでなく、偏りや隙間に注目してこられました。そのうえで、都市部と地域に違いはあっても、隙間や変化に対応する重要性を指摘されました。「専門家の代わりはできないが、専門知識・技能を共有することで総合診療の守備範囲の広さに加えて深みを出すことができる」という点は本フォーラムの核心でもあります。これからの社会は、総合診療医、臓器専門医が協力して乗り切るよりありません。仲井先生とのつながりが青森県の総合診療の発展の大きな力になることを確信しました。これからもよろしくお願いします。
Meet the Expertのセッションも大変盛り上がりました。7つのテーマに分かれてディスカッションが行われましたが、テーマ毎の学びはもちろんのこと、仲間のつながりができたことが大きな財産だと感じます。各テーマを担当していただいた、伊藤勝宣先生、外崎奏汰先生、松岡史彦先生、宇藤直人先生、坂本拓矢先生、宮澤千裕先生、篠原麻衣先生、角田健吾先生、工藤千佳先生、小林只先生、平野貴大先生、有難うございました。














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