修正Duke診断基準とリウマチ因子
感染性心内膜炎は、修正Duke診断基準に照らして診断するのが大切です。ただ、基準に照らすためには感染性心内膜炎を疑わないといけません。感染性心内膜炎は、脳梗塞などの神経疾患、椎体炎や腸腰筋膿瘍などの整形疾患、PMRなどの膠原病など、疑うきっかけは必ずしも内科疾患とは限りません。見逃されやすい疾患だということを心にとめておく必要があります。ところで、修正Duke診断基準の項目にはリウマチ因子が含まれています。確かに感度も特異度も単独では高くありません(感度 19.4%、特異度 84.7%、陽性尤度比 1.27、陰性尤度比 0.95)1)。個人的にはあまり重要視していませんでしたが、基本に立ち返って感染性心内膜炎を疑う患者ではきちんと測定してみたいと思います(反省)。
参考文献
- van der Vaart TW, Heerschop LL, Bouma BJ, Freudenburg W, Bonten MJM, Prins JM, van der Meer JTM. Value of diagnosing immunological phenomena in patients with suspected endocarditis. Infection. 2023 Jun;51(3):705-713.
- 感染性心内膜炎. ROCKY NOTE. https://rockynote.com/infective-endocarditis/



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